東京都江東区とその周辺を拠点として,人と自然の共存をキーワードに活動するNPO法人

江東区のビオトープ

ビオトープ(biotopeまたはbiotop)とは、
ビオ(bio=生き物)とトープ(topeまたはtop=空間)を組み合わせた
「生き物の生息空間」という意味の言葉で、ドイツで生まれました。
近年、日本でも失われた自然生態系の復元や身近な自然の再生を目的に、
各地でビオトープ作りが盛んに行われています。 

江東区では、「都市の中で、どれくらい多くの生き物が戻ってくるか」をテーマに
1988年に横十間川親水公園内にビオトープ実験区を設置したのが始まりです。
その後、この実験区を予想以上の生き物たちが利用していることがわかり、
1992年より「ポケットエコスペース」(Pocket Eco Space (PES))と名づけた
ビオトープ作りが進められてきました。
そして、現在、公園や小学校を中心に約40箇所のエコスペースが整備されています。

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江東区のビオトープは、設置場所によって「河川敷」、「公園」、「学校」の
3種類に分けることができ、目的やコンセプト、効果がそれぞれ異なります。 

(1)河川敷
江東区東部を流れる荒川の河川敷は広い面積を確保できるだけでなく、
上流域の生き物とをつなげるコリドー(緑の回廊)になる場所です。
本来の自然環境である低湿地を復元させることで、
生き物を呼び戻す玄関として、また生き物の分布を拡大させる
中核地としての機能が期待されています。

現在、区内には荒川砂町水辺公園(荒川下流)PESと
荒川砂町水辺公園(砂村)PESの2つが整備されています。 

(2)公園
公園という身近な場所に自然を呼び戻すことで、
都市の中で生き物に触れ合える機会をつくり、
身近な自然の大切さを伝えることを目的としています。
また、区内の自然がネットワークでつながることで、
より多様な生き物が生息できるようになります。

現在、区内には仙台堀川公園PESをはじめ、
13の公園でエコスペースが整備されています。 

(3)学校
校庭のビオトープは、自然に触れる機会の少なくなった子どもたちに
生き物に接する体験を積ませる場所になります。
子どもたちは、実体験を通じて自然に対する興味・関心を深め、
自然の仕組みや命について学ぶことができます。
学校ビオトープは環境教育の場として大変有効なものです。

現在、区内には22の小学校と2つの幼稚園でエコスペースが整備されています。

温暖で雨の多い日本の気候では、
ビオトープの植生は絶えず変化してしまいます(植生遷移)。
水辺をつくってもそのまま放置すると、
ヨシなどが繁茂して乾燥化が進み、
やがて草地から樹林へと変化していくのが「自然」です。
そのため、ビオトープでは目標とする環境に応じて、
人為的に植生を管理していかなければなりません。

江東区では、1996年より地域の自然環境の保全・育成に関わる
人材を育成するための「ネイチャーリーダー講座」を開講し、
1998年にはビオトープを管理するボランティア団体として
「江東区エコスペースボランティア」が誕生しました。
そして、2005年に「こうとうビオトープネットワーク」として新たにスタートし、
毎月1回から2回程度の頻度でエコスペースの管理作業を行っています。

 

ネイチャーリーダー江東では、区内のエコスペースのうち、
以下の場所で管理作業を行っています。

  • 毎月第2土曜日 仙台堀川公園ポケットエコスペース
  • 毎月第3日曜日 荒川砂町水辺公園(荒川砂村)ポケットエコスペース
  • 毎月第4土曜日 荒川砂町水辺公園(荒川下流)ポケットエコスペース

興味をお持ちの方はどなたでも覗きに来てください。
※予定が変更になることがありますので事前にお問い合わせください。

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